久しぶりに渋谷に出かけました。
これを見に行ったんですけどね。
私たちが青春時代に読んだ作家のひとりですね。
でも、その人自身についてはそんなによく知らない、というのが実情ですが
とてもスタイリッシュな写真と
刺激的なコピーがあり
絶対みよう、と
ひとりお出かけです。
最近の渋谷の変貌ぶりは凄まじく
ちょっと寄り付かなければ
全くわかりません。
その昔、働いていた会社で
「日本を理解しよう!」みたいなミーティングが本社(アメリカ)で開催され
理解しようとしているのに、なぜかプレゼンターはアメリカ人で
「新宿駅って、出口が●百個あるんだぜ!」「Wow~」みたいな彼らのやりとりに
そんなん、私も知らんわ
おまいら、日本を理解する気ないだろ・・・と思ったことがありますが
今や渋谷の複雑さは
その新しさによって、学ばないとわからないほどになっている感じです。
さて、映画ですが
最後の最後で出てきたコメントで
私はなんだか
寂しいなという気持ちと
繊細で壊れやすかったトルーマンがかわいそうになってしまいました。
とはいえ、憐んでいるわけでもなんでもなく
ただ、悲しいよね
でも、そうするしかなかった、できなかったんだよね、という気持ち。
よく
あんなに立派な功績があるのに、とか
あんなにお金持ちで恵まれているのに、とか
周りにそういうことを言われる人たちが、破滅的な人生を送ったり
とても悲しい出来事はたくさん起きていて
それを知らせる記事や評伝が目に触れる機会も増えました。
でも
それは、特に人から「恵まれているよね」と言われようが、言われまいが
皆それぞれに、その時の自分が考えうる限りの、できる限りの生き方をしているんだよね、と
なんとなく
そう思うのでした。
Go, Ladies!
Good night!